こどもをめぐる事件、事故、物語は人々の大きな関心をとらえ、ニュースで取り上げられることが多い。
しかし多くは「大人の目線」で取り上げられたストーリーによって組み立てられたものであることが多いのも事実である。
「こどもが描いた絵が一番」という議論もあるが。それはそれで人間の発達論を否定することにつながりはしないか慎重な検討を要するのではないか。
今回の開催を機にそうした議論にまで踏み込んでいくことを期待しつつ、今後このグループを「研究会」的なグループとして継続する方向を持ちながらこの「第5回こどもを描く作家展」を開催するものです。
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